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「寝るかな~」
アッシュが2階に上がろうと立ち上がった時、ふと、何気なく外を見るとトラックが見えた。しかも石油とかを運ぶ様なガッチリしたトラックである。たまにはあんなのも見るか、と思い目を逸らし部屋を出ようとしてもう一度トラックを見た。
「?………!」
ガチャァァァン!!!
トラックが家の壁(住宅地とかによくある塀)を壊してこちらに突っ込んできた。
ガシャァァァァァァン!!!
窓を突き破り全速でトラックが家の中に侵入してきた。だがアッシュはその動きに対応する事ができなかった。
-死ぬ?俺が?こいつ何の恨みがあって俺に突っ込んできたんだ?いやそんな事より!死にたくない!-
そんな事を思いながらアッシュはトラックと壁によって叩き潰された。血で赤く染まったトラックから2人の男女がでてきた。2人は先程指示を出した上司のいる家に向かった。上司の男も家から出部下2人の話を聞いた。
「運転席に取り付けたカメラの通り、目標は潰れました」
「まだ早かったかな?」
「わかりません」
「そうでも無いみたいだな」
「?何の話を?」
「いやぁ、こっちの話しだ」
「はぁ………」
血で赤く染まった壁が少し動いた。
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