覚醒

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「どうする?……死にたくはない」 「戦うと?」 -この力は恐らく電気系……なら高速移動とかできるんじゃ- アッシュは男の方を見た。そして自分は早い、飛べる、と想像した。 「嫌だけど、アスキラーなら一般人ぐらいに負けるかぁぁぁぁぁぁ!!」 シルの目の前に高速移動、そのまま高速のパンチを繰り出す。 「一般人じゃ、アスキラーには勝てないんだぜ?(笑)」 アッシュのパンチは堅い壁にぶつかった。よく見るとそれは鉄だった。 「鉄?!こんなのなかったぞ!」 鉄がシルの脚にまきつく、そのままアッシュに蹴りを繰り出す。 「グッ!」 なんとか体勢を立て直す。 「どういう事だ!」 「簡単だ。自己紹介をしようか、名はシル、能力は火と土の派正の鉄だ。ま、詳しく解説すると対象に決めた一つの鉄を操れる」 「異能者!なんで異能者がAoに」 「ああ、世間には教えてないんだっけ、俺達Aoは異能者を狩ってることは狩ってるがそれは力を貰うためだ」 「貰う?」 「ああ、最新の設備でな、アスキラーの力を一般人に移し替える機械が出来たんだよ」 「移し替える?…それじゃ元々の能力者は」 「知らん、使い終わった道具に興味は無い、」
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