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「わかった。明日、優芽さんにもユフィのことは知らせておこう」
雅人がそうまとめたところで、ユフィが下から覗き込むように距離を詰めてきた。
「雅人様、お食事の後はお風呂ですか?」
透き通るような碧の瞳で見つめられ、雅人の心拍数が跳ね上がる。
「あ、ああ、そうだね」
「それでしたら、お背中流しましょうか?」
「喜んで!」
『!』
ユフィの笑顔の申し出と、脊髄反射の勢いで返事をする雅人に、三姉妹にピリッとした緊張が走る。
「ふ、ふしだらです破廉恥です! 今日逢ったような二人がいきなりそのようなことなどなりません!」
「陽菜も、えと、あの、えっちぃのはいけないと思います!」
「おいおいアンタも早まるなよ。その変態は隙あらば女に手ェ出してくるからな。やめとけ」
三姉妹の総ツッコミに、ユフィは笑顔を崩さぬまましれっと切り返す。
「背中を流すことの何処がふしだらなのかよくわかりませんが、そこまで言うのでしたら、服を着たままご奉仕したいと思います」
「いいえむしろ着たままでお願いします」
雅人は断然、着エロ派。
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