丁重におもてなしをしましょう

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「だからってもっと平和的な解決手段があるだろうに!」 不満を募らせる雅人は、シャワーを手にして蛇口を捻った。 「よし、じゃあ凛もお湯被れ! そしてブラの肩紐がスケスケになれ!」 凛はとっさに身をよじって回避する。 「ちょ、服きてる奴にお湯かけようとするとかバカじゃねぇの!?」 「このあとで風呂入ればいいだろ?」 「うっせ! バーカバーカ!」 すぐさまシャワーの射程範囲外に逃げられてしまったので、雅人はまだ近くにいた陽菜に標準を合わせる。 「ほーらほら、陽菜ちゃんも!」 「あ、あの、陽菜は今はブラをしてないので、服が透けても見えないですよー」 「な・ん・で・す・と! それならなおさら地肌が見えるかもですなあハァハァハァ!」 「ひぅ! 逆効果でした!」
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