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ブブブ…ブブブ…
鳴り続ける私の携帯電話…
早く出なきゃ!だけど、なんか緊張する…って、待たせるの悪いしとりあえず出よう。
ピッ
「も、もしもし」
緊張して硬くなる私の声。
恥ずかしいな。
『あ、もしもし?桃花?』
聞き慣れない男の子の声に胸が高鳴る。
「う、うん!桃花です!圭吾くん、バスケおつかれさま!」
『おぅ、ありがとね。めっちゃ疲れたよー、あはは』
「おつかれさまー」
何回「おつかれさま」って言えば気が済むんだ私…
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