190人が本棚に入れています
本棚に追加
ペラペラ喋る彩夏を目を点にしながら見る私。
もう、どんどん話が進んでいるから頭の中では、どんな人かな?気が合うかな?とか考えている。
智史の事は気になるけど、過去を振り返っても仕方ないしね。せっかく彩夏が紹介してくれるなら話に乗っておくのがいいよね。
「あ、本当ですか?じゃあ、もっちんのアドレス宮下さん経由でー…はーい、ありがとうございます!」
プチッ
彩夏が電話を切った。
「もっちん、アドレス教えていいよね?」
勝手だなぁ、彩夏さん。
まぁいいけどさ。
「うん、教えなきゃ話進まないし…」
「OK!」
彩夏がまた携帯をカチカチ鳴らす。
最初のコメントを投稿しよう!