彼は駄菓子が好き

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それに、サザキ君はぶっきらぼうな口調をしているけど、それも本心を隠しているかもしれません。 私には、不器用に見える。 「さて、今日も仕事をしますか。ミラージュオルガの特性や、魔弦糸-マゲンシ-の特性及び性質を調べなくては」 そう言って、Jの棚の上から3649冊目の本を取り出す。 すると──本は独りでに開き始める。 パララララララ──と。
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