彼は駄菓子が好き
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私を庇って、死んでしまった小夜子。 自分が不甲斐ないあまり、死なせてしまった。 いくら後悔しても、小夜子は戻ってこない。 ─☆─☆─☆─ 俺は聞きたい事があるから、引き返した。 図書館に入ると、龍泉は悲しい目で写真を見ている。 その目は、最愛の誰かを失ったモノだった。 いつも、笑っていた龍泉がこんな表情-カオ-をしているなんて、珍しい。
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