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「…………」
じー
『あの?どうされました?』
「ユ鬼乃さんってホントに鬼なんですか?全然鬼に見えない……」
『本当に鬼ですよ。……そうですね、椿様、ちょっとお手を拝借』
「な、なにするんですか?」
『ここを触ってみてください』
「え?頭?……何もないですけど?」
『今は何もないですよね?ではいきますよ』
にょきっ!
「え……こ、これは……まさか……」
『角ですよ』
「つの……」
『牙もありますよ』
シャキーンッ!!
「……」
『普段は鬼だとばれないように、ちゃんと隠してますよ』
にっこり
……ユ鬼乃さんは本当に鬼でした
END
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