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「美味しい!!」
ユ鬼乃さんの手料理はどれも美味しかった
『ふふっ、ありがとうございます。お代わりもまだありますよ』
ユ鬼乃さんが嬉しそうに微笑んだ
「あ、そういえばユ鬼乃~」
『なんですか?』
「椿ね、牡丹よりお胸凄くおっきかったんだよ~」
「ぶっ!!////」
私は食べていたご飯を吹いてしまった
福ちゃんっ!何て事言うのっ!?
ユ鬼乃さんは固まってしまっていた
「ちょっと、福っ!!そう言う事は男の人に言っちゃ駄目なのよっ!!」
幸ちゃんも怒っている
さすが女の子。恥ずかしい気持ちを分かってる!
「え~、だってユ鬼乃も牡丹の胸は可哀相だっていつも」
『っ!!?ゴホンッ!!ゴホッゴホッ!!』
ユ鬼乃さんがいきなり咽せた
「ちょっ!大丈夫ですかっ!?」
「わっ!!ユ鬼乃大丈夫~!?」
「水飲みなさいっ!!」
ユ鬼乃さんは急いで水を飲むと落ち着いたらしく深く息をついた
『ふぅー……失礼致しました。……福、その話はもうおしまいですよ』
「え?何で?」
『とにかく、お・し・ま・い・です』
ユ鬼乃さんはにっこーっと有無を言わせぬ笑顔で言った
「わ、分かった……」
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