第二章 新しい生活

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《ぐぇええっ!!!?》 「鬼焔兄ちゃん起きた~!?」 「さっさと起きないとその結わいた前髪引っこ抜くわよっ!」 幸ちゃんは鬼焔さんの前髪を引っ張り出した 《いででででっ!?ちょっ、止めろって!つかあれ?幸と福か?》 「そ~だよ~」 「久しぶりだって言うのに何その反応っ!つまんないわねっ!」 《おー!!二人とも元気にしてたかー!?》 鬼焔さんはガバッと起き上がり、二人をギュ~と抱きしめた 「鬼焔兄ちゃん、苦しいよ~」 「お酒臭いっ!!離してっ!!」 《ははっ!久しぶりなんだから良いじゃねーか!》 どうやら鬼焔さんは目付きはちょっと怖いけれど良い人みたいだ 「(子供に好かれてるし……)」 《あははっ!!……んんっ?な゙っ!?お前っ!牡丹っ!?》 鬼焔さんは私に気付くと驚いて目を見開いた 「違うよ~。牡丹じゃなくて椿だよ~」 「前にユ鬼乃が言ってたでしょうがっ!」 《いや、だってどう見ても牡丹じゃねーか》 「椿だよ~。ほら、牡丹よりお胸大きいよ」 「福っ!!」 幸ちゃんが怒鳴った 《え?わっ!!ホントだっ!!》 「っ!!////あ、あんまり見ないで下さ」 い。まで言えなかった 何故なら鬼焔さんが 《この胸偽物なんじゃねーの?》 とか言って胸を揉んできたからだ 「きゃぁあああっ!!!////」 私は叫んだ ご近所さん、夜遅くにすいません 《お、本物だったkがはぁっ!!》 鬼焔さんが言い終わる前に、鬼焔さんの顔面に拳が埋まった 『鬼焔……いい加減になさい……』 拳は着替え終わったユ鬼乃さんの手だった 《いってー!ちょっと胸触っただけだろーがっ!》 鬼焔さんは鼻を抑えながらユ鬼乃さんを睨んだ するとユ鬼乃さんから『ブチッ』と何かが切れる音がした
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