第一章 再会

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「肉を、喰らう……」 正直言って怖い 私は真っ青な顔をした 『ですが、もう大丈夫ですよ。私達式神が命を張ってお守りいたします』 ユ鬼乃さんは安心させる様に、私の頬を撫で優しく笑った 「っ////……あ、あのっ!私達って事は、他にも式神がいるのですかっ?」 私は恥ずかしくなって、慌て話しを変えた 『えぇ、あと二人おりますよ』 「え、まさか……」 私は二人と聞いて先程の双子ちゃん達を見た 『いえ、彼等は違いますよ。……幸、福、自己紹介もしてなかったのですね……?』 「「ぎくっ!!」」 ユ鬼乃さんは先程より低い声で言い、顔は笑っているのに怖い 『あれ程椿様に無礼の無い様にしろと言ったのに……』 「ご、ごめんってばっ!」 「今からするよっ!」 双子ちゃん達は真っ青になって慌てて自己紹介を始めた 「私は妖名"座敷童子"(ざしきわらし)。双子の姉、幸(サチ)よっ!」 「僕は弟の福(フク)です!」 「えっ、座敷童子っ!?見たら幸せになれるって言う!?」 よしっ!これで私も幸せに…… 「ああ、あれは伝説だよ~」 「へ?」 「あれは私達が家に住まわせてくれたお礼に、幸せを呼んであげてるだけなんだからっ!」 「だから見ただけじゃ別に何にもなんないよ~」 「なーんだ……」 私がガッカリしていると幸ちゃんが 「何ガッカリしてんのよっ!私達これから椿の家に住むんだから、ちゃんとお礼するわよっ!」 「えっ!?私の家に住むのっ!?」 「これから24時間椿をお守りするんだから、一緒に住むのは当たり前だよ~」 「いや、でも私の親が駄目って言うと思うよ……?」 私の両親がこんな話をしても、信じてはくれないだろうし
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