第二章

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この社会には通称 「能力者」 と呼ばれる天性的な能力をもった人間が存在する。 颯介と亜季はどちらも能力者である。 能力者は政府に特別な能力者の組織 ICO ――international capacity organization―― に所属することが義務づけられる。 能力者は一般人の前で能力を使うことを原則的に禁じられている。 そのため大半の一般人は能力者の存在を知らない。 そのため能力者は普段は普通の生活をしており、颯介と亜季は高校生として毎日を過ごしている。 また能力にはレベルが存在し、レベル1~レベル5に分けられる。 その中でも強大な能力を持つ能力者―レベル5― 颯介と亜季はこのレベル5の能力者であり日本でも数少ない力を持っている。 またレベル5には 二つ名 をそれぞれが称号として与えられている。
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