格差恋愛

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まだ変わらないかな… と待ちわびていたら …あれ? 頭上から落ちる水が突如なくなる。 …雨止んだのかな? と上を見ようとしたら 「…!」 横にいたのは 傘を翳す黒坂くんだった。 なんで…? 「どうし…て…」 頭が追いつかない。 「そこのコンビニにいたら…何か走ってたから。」 よく見ると傘は所謂ビニール傘。 わざわざ買ったのかな? 「…すみません。」 信号が青に変わる。 あたしが歩き出すと、黒坂くんも歩き出す。 え…?
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