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何で俺が山田2号の手伝いなんか、しなくちゃいけないんだ。
「いいえ。俺は用事があるので……」
「まぁまぁ、そう言わず。藍沢さんの代わりに頼むよ~」
「奈緒の代わり?」
「いつもは藍沢さんに頼むんだけど、彼女病み上がりだからさぁ」
奈緒の代わりにするのが嫌な訳ではないが、この男の手伝いは嫌なんだけどな……
でも病み上がりの奈緒にさせる訳には……
「やっぱり、藍沢さんに頼むかなぁ……」
「やります!」
ボソッと呟いた山田2号の言葉に、俺は即答していた。
まったく……
夕方までだいぶ時間があるし、仕方がない……
手伝うか。
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