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そして私の肩に自分の顎を乗せた。
顔のすぐ横に蒼の顔が……
ち、近すぎる。
う、動けないんですけど。
「あ、あの、蒼」
「んー?」
「あの、あの……」
蒼の手の平が私の頬に触れた。ぐいっ。
チュッ。
!!!!!
「さてと、お腹空いたな。お昼ご飯にしよう。冷蔵庫におばさんの作ったカレーが入ってるよ。…… ん? どうした? 奈緒」
私は頭から湯気が出てるんじゃないかと思うくらい顔が真っ赤になった。
蒼はニヤリとするとキッチンへ行った。
な、な、何で?
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