日常が壊れる音

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次の日も、その次の日も、私達は一緒に過ごした。 そしてー 春休みになり、私達は中学3年生になろうとしていた。 「そろそろ真面目に受験の事も考えないとね。」 「私達も3年か・・どこの高校、受ける?」 「同じとこ行けるかな?」 「同じとこ行きたいね♪どうせなら近いとこがいいよ。」 「それなら西高に決まりだね♪」 「西高なら私らでも入れるよね~」 そんな他愛のない会話で私達の進路は決まった 笑 短い春休みが終わり、新学期が始まる。 聡子と同じクラスになれるかな?と願う私の心とは裏腹に・・・ 「クラス、離れちゃったね。」 「あーぁ。せっかく聡子のおかげで愛想笑いしなくてすんでたのに~」 私達の願いは届かず・・・。 クラスが変わると、私達の友情は消えてなくなったのかと思えるくらい連絡を取らなくなった。 と言うよりかは、私は聡子に避けられてるように感じた。 私、何か悪いことしたかな? 何か聡子から話しにくいオーラがでてるんだよね? 私は毎日、そんなことを考えてた。 しばらくして、聡子と話さないのが当たり前になって、学校でも聡子と顔を合わせることがなくなった。
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