一章 始まり始まり

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「お湯が熱かったのは?」 「あれは熱湯の魔法でしたぁ」 「………そうか」 「次はぁ、特殊能力でぇす。 まず不死でぇす。どんな攻撃を受けようとも死にませぇん」 「それはいいな、死なないなら楽だ」 「次に、竜に変化と言うかぁ、竜の姿が本当の姿ですねぇ。頭が三つになりますぅ。口から炎出したり毒出したりしますぅ。 あと、今は三つの頭が一つだからぁ、思考が三倍でぇ、目は六つだから死角まで見れますぅ」 「見えないんだが?」 「意識してぇ慣れればぁ見えるようになると思いますぅ」 「要練習か」 「あとはぁ、何あったでしょう? ん~、あっ魔法ですねぇ。千の魔術を操れますぅ」 「魔術か、知識に入ってるな。ここで使ってもいいか?」 「今はだめぇ。そこでアンリ様が準備してるからぁ」 (なら異世界に行ってからでいいか) 「これで全部伝えたと思いまぁす」
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