一章 始まり始まり

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「ハァーイ、お湯かけてから空気だったジャヒーちゃんでぇす♪」 「かけられた本人だから忘れちゃいねぇぞ」 「怒っちゃやーです」 「はぁー、もういいわ。 で、説明してくれるんだろう」 「しますぅ。 まずはぁ、現在の肉体についてですねぇ。 顔は無くなっていたのでアンリ様が勝手に作りました。鏡をどうぞぉ」 「あぁ、どうも」 見ると墨を流したような長髪、血のように紅い瞳、鋭い印象の顔立ち。25歳くらいにみえる。 「これが俺の顔か。だが記憶が無いから比較が出来ないんだがな」 「なかなかカッコイイですよぉ(極悪人みたいな目付きしてますねぇ。そこがいいんですけどぉ)」 「カッコイイのか?なら別にいいが」 「肉体の強度はモース硬度で10はありますぅ。魔力の無い攻撃なら傷一つ付きませぇん。 身体能力はさっきの通り上がってますね。まだまだ上がると思いますぅ」
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