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あれから三年がたった。
俺は希望していた高校に受かり、初登校をしている最中だ。
爽やかな風…
真新しい制服…
そして満開の桜。
どんなクラスになるんだろうかという緊張とワクワク感が俺の胸の中で広がる。
「ついに来た…」
でかい校門の前で立ち止まる。
今日から俺はこの学校に通うんだ!!
「よっ!!裕!!今年からもよろしくな」
背中からでかい男、ツンツンと髪を立たせた小池 忠好が俺に抱き着き言ってきた。
こいつは小学生の頃からの幼なじみで近所で一番仲のよかったヤツだ。
「離せよヨシ…ほらっ周りからイタイ視線を感じないのか?」
「そうかぁ~?あっあのコはよろこ「あれは完璧腐女子さんだから…」
腐女子?
なんて言いながら忠好は首を傾げている。
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