入学式

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ぐりぐりと顔を胸にあてられてくすぐったい。 けれどそれよりやっと会えたことのうれしさが増していた。 いつか嗅いだ美弥の香… 胸の高鳴りが止まらない。 「待たせてごめん…」 「うん…ゆう…来てくれてありがと…」 顔をあげて優しく微笑んでくれる。 俺もつい笑顔になる。 「あの~盛り上がっている中すみ「さぁ、美弥もう教室に集まらなきゃいけない時間だね」 「そのコ「うん…ゆうと別れなきゃいけないの…寂しい…」 「誰で「帰り、迎えにいくから」 「もしも~「…わかった…みや待ってるね…?」 「俺を無視すんなぁーーー!!!!」
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