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ぼーっとしながら授業を受けて昼休みもお腹が空いてないから机に伏せて寝ていた
今日はそんな感じで1日がすぎていった
「やっと学校終わったー!」
「よし、じゃあカラオケでも行くか!」
「いいね!歌いまくろー」
学校が終わるとすぐこんな会話が聞こえそれを横目に足早に教室から出る
下駄箱で靴に履き替えていると後ろから肩を叩かれた
「よっ!」
「…しげくん?」
肩を叩かれて驚いたが相手がしげくんでなぜかほっとした
だいたいは面白半分で叩いてくるやつらばっかだからさ
「お前もしかして帰ろうとしてる?」
「?…うん」
「うんって…手紙読んだろ?」
「手紙?」
「机の中に入れたんだけど」
手紙…
もしかしてあの捨てたやつかな?
「多分捨てちゃった…」
「は?ちゃんと読めよ」
「ごめん…2枚入ってたから」
「2枚?俺一枚しか入れてねーぞ」
「一枚はクラスの奴。悪口が書いてあったから2枚目もどうせ同じだと思って…」
「あー…そうゆうことか」
「ごめんね」
「いや、別にいいよ。俺も少し怒って悪かったな」
「うん…」
「で、手紙の内容なんだけど。今から俺と遊ばない?」
「え…?」
「どうせ暇なんだろ?」
確かに暇だけど…
なんで俺なんかを誘うの?
俺の名前を知ってるなら俺がなにをしたかも知ってるはず
「なに険しい顔してんの?」
「あ、いや…」
「ほら、いいから行くぞ!」
そう言ってしげくんは俺を強引にひっぱった
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