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「まぁいいや、言いたくないなら言わなくてもいいよ」
「………」
俺はなにも言い返すことができなくてただしげを見つめていた
「そんなに見るなよ(笑)」
「ごめん…」
「謝ることでもないだろ(笑)あ、俺そろそろもどんなきゃ」
携帯を取り出して時間を確認するとしげは戻ると言った
「…うん」
10分程しか話してないのになんだか寂しく感じた
久しぶりにこんなに話したからかな
でも俺は寂しいとか思ったらだめなんだ
俺は…
「じゃあな、ゆうや」
ドアへと歩き出したしげはそう言った
「え…」
今ゆうやって言った…?
なんで俺の名前を?
知っててしげは俺に話しかけたの?
「なんで…?」
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