天使との出会い

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天使との出会い

優希が、目を覚ました。 辺りは、真っ白でどこまで続いているか分からない。上を見上げても、ずっと真っ白な世界が続いている。 優希は、白い箱の中に居るようだった。 やっぱし…… 自分は、死んだんだ、 優希はそう思った。 きっと、このあとに妖精か天使、あるいはそれににた様なものが現れ、えんま大王の所連れていかれ、天国か、地獄のどちらに行くか判決を受け、決められた方に行くと思っていた。 もちろん、判決は天国だと思っていた。犯罪も犯してないし、地獄に行く根拠がない。 優希は今から、天国はどんな世界なのかと妄想していた。 そうこうしていたら、上から、 バサ、バサ、っと翼を使い何かがこっちに降りてくる。 次第に形がはっきりしていき、天使だと理解できた。 そして、天使は優希の目の前に降り立った。 天使は、小学校低学年ぐらいの体格で、白いシーツを体巻き付けた様な服にブレスレットとネックレス、っと言った服装。いたってシンプルな誰もが想像する天使である。
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