0人が本棚に入れています
本棚に追加
天使との出会い
優希が、目を覚ました。
辺りは、真っ白でどこまで続いているか分からない。上を見上げても、ずっと真っ白な世界が続いている。
優希は、白い箱の中に居るようだった。
やっぱし……
自分は、死んだんだ、
優希はそう思った。
きっと、このあとに妖精か天使、あるいはそれににた様なものが現れ、えんま大王の所連れていかれ、天国か、地獄のどちらに行くか判決を受け、決められた方に行くと思っていた。
もちろん、判決は天国だと思っていた。犯罪も犯してないし、地獄に行く根拠がない。
優希は今から、天国はどんな世界なのかと妄想していた。
そうこうしていたら、上から、
バサ、バサ、っと翼を使い何かがこっちに降りてくる。
次第に形がはっきりしていき、天使だと理解できた。
そして、天使は優希の目の前に降り立った。
天使は、小学校低学年ぐらいの体格で、白いシーツを体巻き付けた様な服にブレスレットとネックレス、っと言った服装。いたってシンプルな誰もが想像する天使である。
最初のコメントを投稿しよう!