はじめてのよる。
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今貴方はあたしの膝の上で眠っている。 鮮血という薔薇の中で眠っている。 貴方はあたしの元で永遠と眠りつづけるの。 そう……。 貴方はあたしの手であたしの永遠の人になったの。 待っていて……。 すぐにあたしも貴方の元へ向かうから。 貴方に恋したあのはじめてのよるから、あたしは貴方のもの。 そして……。 貴方はあたしのものなの。 永遠にね……。
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