月と蛇
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月はとても大きく、手を伸ばせば届きそうな程近い。 海に映る月と空の月。 そのどちらも空間から浮き出ている様に見え、見つめる程にどちらが空か海か分からなくなる。 海にも空にも星が瞬き、水平線では海と空が入り混じる。 俺の生まれ育った大都市は海に沈み、高層の建物だけがわずかに海面から出ている。 煌々と光る月の明かりと波の音だけが、辺を包み込んでいた。
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