白日の夢

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ぜぇぜぇと息切れしながらレオが戻って来た。 「ね~凄いでしょ?」 子供が親の元へ駆け寄るように戻って来たレオは、砂が入ったのか涙目になってる。 「素敵だけど、町中ではしないことだね。 あんまり時代に逆らうなよ」 レインに言われる間にもレオのスカーフがゆっくりとズリ落ちてきている。
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