第一章 出会い

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「えっ、マジで!?どんな人?」 マジで嬉しかった。 今まで1人で退屈だったから。 話し相手がずっと欲しかったから。 「えっとね、杉浦亜美さんって子。弘人くんと同じ記憶障害の子なの」 「なんだ…女か」 「まぁ仲良くしてあげてよ」 「ってか何でその子記憶なくしたの?」 「それが分からないみたいなの。親御さんも居ないみたいで親戚の人が病院に来たし」 なんか話し聞く限り暗そうな人だな…。 「え?ってか今日からその子入って来るの?」 「うん、そうだよ」
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