第一章 出会い

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「そうなんだ…」 嬉しいような嬉しくないような微妙な感じだ。 ―コンコン― 「あら、噂をしてれば来たんじゃない?」 ―ドキドキ― 急に胸が高ぶった。 「失礼します」 髪がスゴい長い女の子が入っ来た。 「あっ、もしかして杉浦亜美さん?」 「はい、今日からよろしくお願いします」 「えぇ、こちらこそ。私は早川夏実です。荷物はそこのタンスに入れて」 「はい」 「じゃあ私は戻るね」 早川さんは出て行ってしまった。 部屋に残されたのは俺と彼女だけ。 スゴい気まずい。
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