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19歳になる年に、始めて母に会い失望し、父は自殺して帰ってきた。
その年に始めて二人の顔をはっきりと見た。
父の事は驚いた。でも、あまり感情が出なかったが、遺書に私の名前はなく、忘れられてると思って笑った覚えがある。
その時ぐらいからだ。
「逃げたい」
強く思った。何度も何度も。
結局、20歳まで怠惰に過ごし、いろいろ理由をつけて関西に逃げた。
仕事は大変だったが、私の過去を知ってるのは彼氏だけというのは、とても楽だった。アムカをすることはなくなった。
だが、祖母が亡くなり、無気力になり、アムカなど再開した。彼氏には責められた。でも、何も思わなかった。仕事以外どうでもよかった。
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