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ファラ「どこまで続くんだろ、この洞窟」
リッド「やけにひんやりしてきたな。ここから風が入って来てたのか……」
ファラ「新鮮な空気だね。ちょっと休んでいかない?ちょっと来て!ここって……焚き火のあとがあるよ!?」
リッド「本当だ。まだ新しい……」
ファラ「ひょっとして……入口で会った商人の、相棒……?やっぱり、ここ、エッグベアの巣なんだよ。闘ったあともある」
キール「うわあっ!また、で、出たぞっ。モンスターだ。リッドもファラもさがっていてくれっ。ぼくたちは卵泥棒じゃないぞ。こ、来いっ!」
リッド「キール、危ないからやめろよ!おまえ、運動音痴のくせに……」
ファラ「きゃ」
キール「ウィンドカッター!」
リッド(……キールのやつ!?)
メルディ「バイバ!」
クィッキー「クィッキー!」
ファラ「行こうか……」
リッド「ああ。キール、やるじゃねえか」
キール「あれくらい、当然だ。しかし、こいつは何者なんだ?こいつの使った術、もしかして……」
リッド「それもきっと、なんとか博士のところに行きゃわかるさ。なあ、ファラ」
ファラ「そうだね。(かわいい女の子だと思ってたのに……なんだか、世界の崩壊が急に現実味を帯びたみたいで、ちょっと怖いな)」
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