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｢成宮、俺とお前クラス同じだぜ。よかったな、俺と同じで｣
そう笑顔で俺に言ってきた
話しかけてきた人物、それは
俺と同じサッカー部の
桜木 陽(ｻｸﾗｷﾞ ﾖｳ)だ
｢俺と同じで嬉しいだろ、な｣
｢うるせぇ、陽。お前と同じとかついてないわ｣
｢うわっ、ひでぇな。本当は嬉しいくせに～。ツンデレじゃん｣
｢はっ、ツンデレじゃねえわ。ったく俺の楽しみをつぶしやがって｣
クラス発表を見るという
楽しみを陽に一瞬にして
潰されてしまった
｢成宮、とりあえず教室行こうぜ｣
俺と陽は３年３組の
教室に入った
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