そのいち!

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「状況を理解出来ないんだけど…二人って…知り合い?」 怖ず怖ずと俺が聞けば 玉田が何かに弾かれたかのように俺から離れ走り出した 「玉田!!」 すかさず追い掛けようとした俺を勇気兄ちゃんが止める 「俺が行くから、悠希はここで待ってて」 そう言って勇気兄ちゃんは俺に傘を渡した 俺は走って行く勇気兄ちゃんの後ろ姿を呆然と見るしかなかった。
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