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「ここじゃ…     黒月ー!居るかのお?」     いや、見たら誰もいねぇーだろ         確かに湖があるが、周りには誰も居ない     しかも、この湖     「宇宙…?」     「綺麗じゃろ? ここは黒月のお気に入りの場所何じゃ   俺にはよーわかりゃーせんがの」         チャプッ       湖から手が伸び出てくる     「何…?」     「お前に仕事じゃ」   「俺に…?」   湖の上に立ち、こっちに歩いてくる黒髪の少年     片目には眼帯       「あぁ、コイツの部屋を用意して欲しいんじゃ ついでに、コイツの世話も頼みたいんじゃが」     「ふぅん。 別にいいよ…。暇してた所だしね    俺は黒月、あんたは?」     皆にもう『バ会長』って言われてるし   もう、俺の名前なんかどーでもいい     「会長だあだ名だが…」     「会長…ね。 宜しく、宜しくついでに…ここにはあまり近づかないでね あの人との思い出を汚されたくないしね」       あの人?       「それ、神子様にも言っておらんかったか?」     「神子様…? 笑わせないでよ 俺はあいつを神子様とは認めない   全然性格も違うしね」     さっきより声が低くなり殺気を込めたような声付きになった       「困った奴じゃのぉ   俺は部下の面倒を見てくるから、後はお前に任せたぞ」     「わかった、」     「じゃ、またな バ会長」     バは付けなくていい…   「あぁ」     センジュはその場を立ち去り、     俺は黒月と2人っきりになった      
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