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「全然出られねぇじゃねえか!!」
「俺に言うな」
「お前に言わねぇーで誰に言うんだよ!?」
「自分に言ってろ」
コイツの相手疲れた
ガサガサッ
「「!?」」
草むらから音がして、そして何かが出てくるのを待った
「こんな所で何をやってるんですか?」
そこには見知らぬ綺麗な人が立っていた
「な、何だー…人かー
あのさー、俺達道に迷ったんだけど連れて行ってくれないか!?外まで」
「道に…?
分かりました…っ!!?」
その人は神田を見た瞬間目を見開いた
「神子様…っ」
「は?」
何か厄介な事になりそー
「そのお姿は神子様ですね!!」
「は?ぇ?」
「私共をお助けに下さったのですね
なら、今すぐ城へっ!!!!」
そう言って綺麗な人は神田をつれて去っていった
俺は…?
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