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本当の気持ち
―
アタシ、
最低だ…
優はアタシのこと本気で愛してくれてるのに…
「ごめん…
ごめんね優…」
「いや…
俺こそごめん。
カッコ悪いよな。
好きな女に嫉妬して泣くなんて…」
「そんなことない…
悪いのはアタシだし…
ちゃんと優の気持ちに答えないで、ずっとたかちゃんに縛りついて…
ホント最低だよ。」
「っ
よし。
男が泣いてちゃダメだよな!
仕切り直して、どっか飲みいくか!」
「ホントごめん…優。」
「大丈夫だって!
楓はまだ隆司が好きなんだろうけど、
俺がお前を守ってやるって決めたから、楓は楓のぺーすで俺のことを好きになっってくれればいいから…」
「アタシ、こんなにも想ってくれる人がいて、ホント幸せものだね…
っ…
優っ……
大好きだよっっ……」
この言葉は嘘じゃない。
今、アタシはハッキリと言える。
― 私の愛する人は…
"望月 優"だと…
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