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どのくらい時間が経ったんだろう……。
あたしの額を一筋の汗が流れる。
そろそろ仕掛けてみようか………
そんな緊迫した空気の中。
「想ぅーー!あのムッツリ助平に襲われてないかー?!」
あたしはびっくりして、扉の方を見てしまう。
しまった……。
打ち込まれる。
次にくる傷みに身を固くしたが、その傷みはいつまで待っても来なかった。
不思議に思って目を開けると一くんが竹刀を寸止めして笑っていた。
「一本」
なんかカッコよすぎてムカつくなぁ。
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