新垣 真

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それから…四年後。 僕、新垣 真(あらがき しん)は長崎県の桜丘高校という高校に入学した。 「これで、入学式は終了となります新入生はそれぞれ各自のクラスにもどりー…」 教頭先生の指示に従い、僕は自分のクラスに移動する。 1ー3 「よっ! 一緒のクラスだな!」 僕の席に近づいてきた金髪頭の男は、 「上野君…そうですね」 「相変わらずくれーなー! それじゃー新しいオトモダチできねーぞ」 「ほおっておいてください…それに上野君こそ、その金髪頭のせいで周りの人びびってますよ」 「え?」 上野君が周りを見渡すと、 「ヒッ!」 「きゃ! こっちみた!」 「ヤンキーだよヤンキー!」
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