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体育館に入ると、もう入学式は始まっていた。
あたりはとても静かで席に座るまでの時間は2人にとってはとても恥ずかしい。
亜「ぅゎゎー、ウチらういてるよね?」
澪「うん!恥ずかしい~」
亜「はやく座ろ座ろ!」
そして校長先生の話や、代表生徒の話...
どれも退屈でたまらない2人はチラチラと色んな生徒を見ていた。
すると、先ほど澪とぶつかった来冬が澪の視界に入った。
髪は少し茶髪でショート
すらっとしている鼻
澄んだ真っ直ぐな瞳
さっきの印象とはまた違う来冬が見えた気がした。
と思った時、心に何か大きな波が押し寄せる...
そして頭痛が澪を襲う...
目の前にはまだながれるのかと言わんばかりの血。
下半身が全く動かず足のつま先までに伝わる激痛。
そして、
ずきずきと痛むココロ...
誰かが自分になにか言っている、顔全体ははっきりしていないのに一つ分かる...
相手はとても怖い顔している、しかしとても悲しくも見えるのは勘違いなのか...
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