第一章

3/5
前へ
/10ページ
次へ
こうして、我輩は下界に降りたった。 ―――― 「やぁ、下界は広いのぅ!! 天界ときたら何だあれ。雲の上にあるからめっちゃ狭いし、おまけに晴れだと雲ないし。」 おっと、また一人でぶつぶつ喋ってしまった。 よく言われるんだよなぁ。 お前ぶつぶつ喋っててキモい、って。 これのせいで彼女には振られるし、なんだよもう!! あんのクリスティーヌ(元彼女)、センス悪いんじゃないの!? 「ぅわぁぁぁっ!!」 …ん??
/10ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加