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『もーッ…』
今日は休日。
のんびりと忙しい日々を忘れて開放的になるべきである貴重な日に、僕は大切な事を行うところである。
人間年齢でいう16・7歳ぐらいにまで成長したただよしはやっぱり母牛と瓜二つになった。
顔も性格も身長も母牛譲り。
妖しい色気はどちらともなく遺伝してきたのかも知れないが。
そんなただよしは反抗期を迎えることも無く(というか牛にもあるのか謎だが。)思春期に突入した。
それは勿論良い事だが…、まぁ当たり前のようにただよしは牡であって。
抑えきれない興奮が発情という形で現れる事にとても大人を感じる日々である。
この前はお風呂場で弄ったらしく白濁の痕跡がばっちりとあった。何ならば僕が仕事の時に部屋中で自慰をしているみたいだ。
けれどそれを隠すように今日もポーカーフェイスを決め込むただよしだったが…態と少しだけRな感じの映像を見させれば、すぐに息を荒くして身を縮こめた。
大きく成長し過ぎてしまった体が少しだけ小さくなった。そんな事よりも牛耳?をぴくぴく反応させながら尻尾を体に巻き付けて欲を抑えようと我慢するただよしに今度は僕が我慢出来なくなって…。
そして冒頭に戻る。
「ただよし?こっち向いて?」
優しく誘導すれば軽く顔を上げ小さく鳴く。その時の顔といったら可愛くて仕方無いし厚い唇が性欲を掻き立てるから僕は年甲斐も無く唇を貪っていた。
驚きからか固く閉ざされた歯を開ける為、歯茎を舐めて緩く力を抜かせた。
そのおかげで開いた歯を縫っていけば、生温い体温の舌にぶつかって絡まり快感を生む。
『ん、ッぁっ…』
そうすれば、男という同性に抵抗の意識なんて無いただよしは自ら力を抜き体を開き始める。
むしろ長細い腕は僕の背中へと回され、もっととせがみ始めた。
厭らしい顔を晒しながらだらしもなく僕を求める顔にいつもの幼さなんて残ってなかった。
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