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「てか、午前の部って騎馬戦あったで?まさかその格好で出るんか?」 「ふふ、隼佐君ったら。双子ちゃんの放送聞いてたの?゙午前の部はそのまま゙居なきゃならないんだから、この格好で出るに決まってるじゃない。馬鹿なの死ぬの?手伝ってあげるよ?」 「斎、可愛いよ、可愛いけど怖いから止めてその笑顔。」 応援団から目を逸らすと、馬鹿な事を聞いてきた隼佐。 てめぇこの野郎、面白そうな顔してんじゃねぇよ。 唯一の良いところであるその顔潰すぞ。 美紀煩い。 可愛い連発してんじゃねぇ。 そんなに良いなら代わってやってもいいんだぞ? 「もう、止めろよ!俺は斎の所に行くんだ!」 ただでさえ気分が悪いというのに、後ろから聞こえてきた甲高い煩い声。 まさか、いや、そのまさかだろうけど あえて気づかないフリをして逸らしていた視線を応援団に送って、存在を消す為に口をつぐむ。 「あの淫乱なんかどうでもいいだろ。生徒会専用席に行くぞ、雫。」 「そうですよ、ただでさえそんな破廉恥な格好なんです。他の男に襲われでもしたら…」 「雫、行こう?」 「雫…」 うわぁ、憂鬱になる声が次々と… 破廉恥て(笑) 襲わねーだろそんな餓鬼。 あ、いや、お前らはショタコンみたいだから襲うのか。一番危ないのはお前らじゃん(笑) 「あ!斎居た!斎ーっ!」 …見つかった。 呼ぶなよ、お前の取り巻きの死線が超うぜー。 「あ、俺用事あったわ!じゃあな斎!」 「ごめんね~、斎。生徒会席が空いてるみたいだから俺も行くよ~。」 そして隼佐、毎回毎回逃げやがって…っ 美紀はまぁ…仕方ない。 生徒会席を見てみれば、放送席に行っている双子と今ここにいる連中のせいでがら空きだし。 生徒の見本であるべき生徒会がこんなんでいいのかよ、オイ。 「斎!会いたかった!」 「雫、こんな淫乱に触るな。汚れる。」 「雫っ駄目ですよ、親衛隊は性格悪い人の集まりなんですから。」 「ちょっと親衛隊、雫に触んないでよ!」 「ゴミ…」 もうホントに、こいつら殺していい? .
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