1.始まりは突然に

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俺、間宮 哉祈(マミヤ カナキ) 私立星凌学園の高等部の2年 星凌学園は幼から大学までのほぼエスカレーター式の有名私立学校。 言ってしまったら、有名な“お金持ち学校” 「哉祈、お前今帰ったのか」 「父さん…」 家に帰ると厳格な父。 有名な医者の父…。 「ずいぶん遅い帰宅だな…。勉強はしているのか?」 「まぁ…」 「お前には期待してるんだ。俺の息子…医者の卵だ。」 あいまいな返事にキツく睨まれる。 「…はい」 ただただ、頷くしかできない。
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