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「愛里紗(アリサ)ー!早く早く!」
「うん!ちょっと待ってー!スカートが…!」
急いでたらスカートの裾が椅子のパイプの間に挟まった。
空羅(ソラ)が待ってるのにこういう時に限って……!
『神永 空羅(カミナガ ソラ)』はアタシの友達。
高1の時、初めてアタシに話しかけてくれた親友だ。
「早くしないと焼きそばパン無くなっちゃうよ!」
「それだけはヤダっ!!」
強引にスカートを引っ張って空羅のとこに行った。
只今、学食に焼きそばパンを求め焦りながらも直行中。
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