出会い

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教室に戻ってから おれの親友である永山海(ナガヤマウミ)に さっきの出来事を話した 海は話を聞くうちにだんだんと顔がぱーっと明るくなっていって 「やったな~健! 健もようやく彼女ができるんじゃん あまり彼女出来なすぎで あっちの気があるんじゃないかって心配してたんだよ!」 は? んなこと思ってたのかよ 相談して損した 「こっちは必死でなやんでんだぞ~ 女の子から声かけられること滅多にないし」 ほんとそういうことは高校3年間で一度もなかった 健はいきなりこんなことがおきて動揺していた 「まあいつでも相談にのるから 少しでも悩んだり 発展したことあったら相談してな」 心の中で まだ好きにもなってないのに発展ってなんだよ って海につっこんだ でもありがとう やっぱ親友っていいなー って思った これからこうして 健は 彩と発展していくことにまだ気づいてなかった いや 考えもしなかった
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