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「すごいね…ぅぅ……」
慶次は、まだ酔いが残っているようでふらふらしていた。
「まったく、朝から騒がしものだな」
コロはあきれ果てたとゆうより、飽きたとゆう感じだった。
「目立ちたがりだからなぁ……シャルのやつ」
「そろそろですわね……PULL!!」
パラシュートを開く動作をした。
しかし、不思議なことにパラシュートは開かなかった。
「はれっ!?」
間抜けな声がでてしまいあたふたし始めた。
「ちょっ、どういうことですの!?」
~~~~~
「なぁなぁ、なんかヤバくないか?」
「パラシュート開かない……みたいだね」
「このままだとぺちゃんこになってしまうな」
「んな呑気に言ってんじゃねー!!」
一瞬で状況を把握する3人をよそに俺は駆け出していた。
間に合うか?
走りながら落下点を予測した。
間に合わせる!!
「きゃあああ!?」
悲鳴をあげながら落下してくる少女を俺は素早く飛んでキャッチした。
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