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「コロさんったら相変わらずオチャメなネーミングですわね……」
少女は立ち上がりながら少し疲れた顔をした。
「シャルロットお嬢様ー!!」
上空よりパラシュートを切り離し十メートルほどの高さより初老の男が少女の名前を叫びながら飛び降りてきた。
「むん!!」
着地の際に地震が起きたのかと勘違いするほどの揺れが起きた。
「ご無事ですかお嬢様!?何処かお怪我はございませんか!!」
「大丈夫ですわ。何処も健在ですってよ」
「申し訳ありません!キチンと点検をしたのですが」
「もういいですわ。それより爺や、これを」
空のダイビングの際に着用していたヘルメットとゴーグルを脱ごうとするのだが外し方が分からないようだ。
「あ、はいはい!ただいま」
すぐに外しに掛かり数秒でヘルメットを少女から外した。
するとそこには長めの金髪、碧眼の瞳をした美少女がたっていた。
「次からはこの登場は無しですわね」
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