朝から振り回される主人公

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白…… 先ほどまで熟睡していた俺こと山本太郎 …… 山田でなかったことを心より感謝したい …… は、目を覚ましたつもりだった。 しかし、おかしなことに暗闇から抜け出した後は真っ白な世界が待っていた。 いや、まて、冷静になれ。一度整理しよう。 俺は山本太郎。高校に入学したばかりの一年生。 よし、正常に働いているな俺の頭。 状況を整理しよう、まずは顔に掛かっている圧力。 なにかが顔の上に乗っているのは確かだ。 感触はふわふわっとしてかつぷっくりと柔らかくある。 それほど重くはないが息苦しい。 喘息を起こしそうでならない。 なるほど、犯人は見えてきたぞ!
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