美里

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「あんな奴らといても、いつか絶対痛い思いすっから。やめな。 無理に止めるわけじゃないけど、居場所ないなら私の所いつでも来ていいから。 私も淋しいからさ」 そう言うと彼女はリビングに戻りタバコに火をつけて一服すると バタンと畳に横になり、すやすやと眠りはじめた。 私は、シャツを漂白剤に浸すと、 電気を消して、部屋の隅に座り いつの間にか眠っていた。
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