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「は…ははは…」
「大丈夫か往人…なんか口から白い何かが見えかくれしてるが」
「き、気のせいさ…」
二時間目の休み時間。なんとか帰ってきた往人はとてもやつれていた。
「しかし往人は本当にゾンビなのね…。半信半疑だったけど」
「いやいや、腕ちぎれても再生するとこにツッコミいれよーぜ」
「え、十二の試練みたいに12回生き返れるんでしょ」
「どこのバーサーカーだよ」
「確か射殺す百頭は反則な宝具だよね」
「神威の武器みたいに武器が変化するやつか。ありゃまさに…」
「待て待て待て待て」
これ以上は版権的に…危なくないか。ギリシャ神話だし。
「えー、ノリ悪ーい」
「ノリ悪ーい、じゃねぇよ。回収出来なくなったらまた俺は使いまわされるんだぞ」
「…桜井、なんの話だ?」
ほっといてほしい。
「だけどさー変化すると言えば、一騎の能力もある意味変化自在よね」
「はぁ?」
突然、輝夜がそんなことを言い出す。
「どういうこと?赤石さん」
「ん、一騎の能力は力場を作って非実体剣を形成する能力なんだけど…どう言えばいいかな由真」
「その力場の作り方によっては、あらゆるものを模した武装ないし防御手段を執ることが出来る」
「そうそう、そういう事」
「なるほど…確かに丸く大きい力場を作れば盾、複雑に力場を展開すればあるいは…」
「ご明察♪」
「片岡は、頭がいい」
「そ、そんなことないって日生腕が痛いよ」
「…………」
「日生ちゃん嫉妬ー?」
「違うわッ!」
「…分かるか桜井?」
「まったくだ神前」
輝夜や由真の言っている意味が分からない。
「おい天才ーしっかりー」
「うっせーぞ輝夜」
「ああ!?てめぇ輝夜になんて口聞いてるんだよ!」
「なぜおまえがキレるんだ!?」
「だってそりゃ「大好きな人d」うわあぁぁぁぁぁ「うっさいわハゲがぁぁ!!(ゲシッ」ぎゃあぁぁぁぁ!!(ガシャーン」
「「「い、往人ォォォォォ!!」」」
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