FATE1-2 守護者の資格

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◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 「は…ははは…」 「大丈夫か往人…なんか口から白い何かが見えかくれしてるが」 「き、気のせいさ…」 二時間目の休み時間。なんとか帰ってきた往人はとてもやつれていた。 「しかし往人は本当にゾンビなのね…。半信半疑だったけど」 「いやいや、腕ちぎれても再生するとこにツッコミいれよーぜ」 「え、十二の試練みたいに12回生き返れるんでしょ」 「どこのバーサーカーだよ」 「確か射殺す百頭は反則な宝具だよね」 「神威の武器みたいに武器が変化するやつか。ありゃまさに…」 「待て待て待て待て」 これ以上は版権的に…危なくないか。ギリシャ神話だし。 「えー、ノリ悪ーい」 「ノリ悪ーい、じゃねぇよ。回収出来なくなったらまた俺は使いまわされるんだぞ」 「…桜井、なんの話だ?」 ほっといてほしい。 「だけどさー変化すると言えば、一騎の能力もある意味変化自在よね」 「はぁ?」 突然、輝夜がそんなことを言い出す。 「どういうこと?赤石さん」 「ん、一騎の能力は力場を作って非実体剣を形成する能力なんだけど…どう言えばいいかな由真」 「その力場の作り方によっては、あらゆるものを模した武装ないし防御手段を執ることが出来る」 「そうそう、そういう事」 「なるほど…確かに丸く大きい力場を作れば盾、複雑に力場を展開すればあるいは…」 「ご明察♪」 「片岡は、頭がいい」 「そ、そんなことないって日生腕が痛いよ」 「…………」 「日生ちゃん嫉妬ー?」 「違うわッ!」 「…分かるか桜井?」 「まったくだ神前」 輝夜や由真の言っている意味が分からない。 「おい天才ーしっかりー」 「うっせーぞ輝夜」 「ああ!?てめぇ輝夜になんて口聞いてるんだよ!」 「なぜおまえがキレるんだ!?」 「だってそりゃ「大好きな人d」うわあぁぁぁぁぁ「うっさいわハゲがぁぁ!!(ゲシッ」ぎゃあぁぁぁぁ!!(ガシャーン」 「「「い、往人ォォォォォ!!」」」
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